自費治療メニュー
ニンニク注射
このような方にお勧めします
- 慢性的に疲労や倦怠感を感じている方
- 仕事の疲れでストレスが溜まっている方
- 頭痛や肩こりがある方
- 夏バテ気味の方
- 二日酔いで気分が悪い方
ニンニク注射とは
ニンニク注射とは、ニンニクの成分が入っているわけではなく、ビタミンB1誘導体であるフルスルチアミンを主成分とした薬剤の静脈注射です。ビタミンB1は糖質の代謝に関わる重要なビタミンで、疲労回復などに有効とされています。フルスルチアミンはそのビタミンB1の効果を高めた薬効成分となります。ニンニク注射の名前の由来は、注射に含まれる成分が血液を介して⿐の粘膜を刺激し、ニンニクに似たにおいがすることからそう呼ばれるようになりました。ニンニク臭が体に残ることはありませんのでご安心ください。
ニンニク注射の方法・所要時間
静脈から時間をかけてゆっくり注射します。ごくまれに血管の痛みが出たり軽い嘔気が出る方がいらっしゃいます。
所要時間は5~10分程度です。
ニンニク注射の費用
2,200円/回 (税込) (2本分使用する場合は3,300円/回)
ピロリ菌の三次除菌治療(自費診療による除菌治療)
このような方にお勧めします
- ピロリ菌の二次除菌に失敗したが除菌を希望する方
- ペニシリンアレルギーがありペニシリンを使わない除菌を希望する方
ピロリ菌の三次除菌とは
ピロリ菌は胃がんや胃潰瘍の原因となることから、感染が確認された方は一般に除菌が勧められています。通常、除菌は保険診療で行うことが可能で、除菌治療は抗生剤と胃酸を抑える薬を一週間内服しますが、その成功率は一次除菌(最初の除菌)で80~90%程度と言われています。一次除菌で失敗した方はもう一度保険診療で除菌ができ(二次除菌と言います)、こちらの成功率は90%程度となっています。二次除菌で失敗した方の除菌は三次除菌、四次除菌といい、これらは保険診療ではできないため自費診療にて行われています。また、一次除菌、二次除菌共に保険診療での除菌ではペニシリン(アモキシシリン)が用いられており、ペニシリンにアレルギーがある方は保険診療での除菌ができません。
当院では抗生剤にペニシリンを使用しない三次除菌療法を行っており、その成功率は約90%と言われています。
ピロリ三次除菌の方法
タケキャブ(ボノプラザン)、フラジール(メトロニダゾール)、グレースビット(シタフロキサシン)の3剤を朝夕食後、1週間内服していただきます。
副作用として、下痢やアレルギー反応などの可能性があります。詳しくは外来で説明します。
ピロリ三次除菌の費用
総額で約 20,000円程度
三次除菌では、除菌できたかどうかを調べる検査もすべて自費診療となります。
上記は診察費用(5,000円程度)、薬剤費(薬局でのお支払いで7,000円~9,000円程度)、除菌判定の検査(尿素呼気試験:5,000円程度)をすべて含めた費用となります。尿素呼気試験で除菌判定がうまくできない場合には、追加の検査(便中抗原検査:3,000円程度)が必要となる可能性があります。
(きちんと内服いただいても残念ながら除菌不成功となる場合もありますのであらかじめご了承ください)
ダイエット治療(GLP-1受容体作動薬:リベルサス)
このような方はご検討ください
- 食欲のコントロールが難しい方
- 肥満の改善を希望される方
GLP-1受容体作動薬とは
GLP-1受容体作動薬は、元々は糖尿病の治療に使われているお薬です。このお薬は糖尿病の改善効果だけではなく、食欲を抑制し満腹感を感じやすくする、体重を減少させる、低血糖の副作用が少ないといった特徴があります。日本でもすでに、この減量効果を利用した肥満の治療薬として「ウゴービ」というGLP-1受容体作動薬の注射薬が認可されていますが、厳しい処方条件、施設基準があり一般医には処方が難しいお薬となっています。一方で「リベルサス」は日本では2型糖尿病のみの保険適応となっているものの、その減量効果は高く、また唯一内服薬のGLP-1受容体作動薬で、1日1回内服するだけですので注射に抵抗がある方にも受け入れられやすいお薬となっています。肥満治療薬としての保険適応は無いため自費診療による処方となります。
リベルサスの内服方法
1日1回1錠を空腹時(起床時)に内服します。処方時に詳しい説明を行います。
リベルサスには3㎎、7㎎、14㎎の用量があり。量が増える程効果が高くなります。
原則、最小用量である3㎎から開始し、副作用の状況や効果を見ながら増量していきます。
リベルサスの費用(診察料込)
2週間分(14錠) | 1か月分(30錠) | |
リベルサス3mg | 4,400円 | 8,800円 |
リベルサス7mg | 8,800円 | 16,500円 |
リベルサス14mg | 15400円 | 27,500円 |
リベルサスの注意点
・安全のため処方開始前には必ず血液検査をさせていただきます(血糖など含めた一般採血。自費で4,400円)すでに糖尿病がある場合など、検査の結果によっては処方できない場合があります。
・安全のため治療開始時に、適正体重未満(BMI22未満)の方には処方しません。
・その他にも処方に際し条件があります。副作用のリスクなどもありますので詳しくは外来でご相談ください